Diary

日々の出来事、考えたことをつらつらと。。。

集中講義

計量政治学の集中講義があった。

複数の政治現象を数値を用いて可視化することにより”数字”という同じ土俵で比較、分析を行う学問である。

数字というものは世界中で同じルールが適用されており、客観的なものである。

しかし分析を行う以前に”どの数字を用いて計算し、どの数字と比較するか”という問題があり、この決定作業は恣意的、主観的に行われるものである。国家レベルにおいて統計分析の信頼が損なわれる事はすなわち国の信頼度、国際的プレゼンスの低下にもつながる。個人レベルでも印象操作の為に恣意的にデータを用いたのであれば今後の信頼関係が著しく損なわれることは自明であるため、慎重に、確実に行われなければならない。

 

元々の数値、比率尺度を表すのは容易だが、一見数値が見えない現象を数値化する作業が難しそうだと感じた、実際の事例研究を参考にして計量分析のスキルを身に着けたい。